「meet up ひょうご関係人口案内所」in 播磨を開催しました!
- 3月22日
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2月20日(金)、関係人口に関する勉強会の第4弾として「meet up ひょうご関係人口案内所」in 播磨を開催しました。
今年度最後(4回目)の開催となる勉強会は、「兵庫県姫路総合庁舎 職員福利センター 大会議室」を会場に、県内外から地域団体、民間企業、行政職員の皆さまをはじめ、実際に地域でコーディネートを行う専門人材の皆さまなど、総勢30名にお集まりいただきました。
県より関係人口の基本的な考え方や県の取り組み、一般社団法人日本関係人口協会代表理事であり、『ソトコト』編集長の指出一正さんからは「まちづくりからまちまもりへ」「関係人口は転校生」などをキーワードに、各地での実践的な取り組みを、そして、株式会社宍粟トラベルデザイン代表で多自然地域応援コーディネーターの広瀬和磨さん、同じく多自然地域応援コーディネーターの的場理恵子さんからそれぞれ、宍粟市と佐用町を中心とした播磨エリアでの活動事例についてご紹介いただきました。


指出氏の講演では、日本関係人口協会設立の経緯エピソードにはじまり、関係人口が現れやすいインフラとして「やわらかいインフラ」7つと、それらを継続していくためのポイント、また、関係人口の新しい切り口としてデザインと多自然地域を掛け合わせたことで、今までとは異なる新しいジャンルの人が訪れるようになったという山形県金山町のデザイン思考に基づく関係人口講座の実施事例、三重県で森林と愛犬家を結びつけたプロジェクトからビジネス化した事例などについての話がありました。

広瀬さんからは、「日本酒発祥の地」宍粟市における、地元の若者や関係人口の大学生からなる「チーム宍粟」によるイベント企画・運営、また、キャンプ場をフィールドとした「循環型サウナづくりプロジェクト」、678mにも及ぶ軌道コースを完成させた「波賀森林鉄道復活プロジェクト」などの具体的な事例のお話がありました。
広瀬さんご自身がまだ20代でありながら、地域おこし協力隊として地域と連携されており、地元の方々をはじめとする関係者へ細やかに気くばりをされていることもとても印象的でした。
そして、広瀬さんが考える関係人口は、特定のプロジェクトの結果ではなく、個人と地域との関係性をどれだけ積み上げてきたかの “結果として現れる” ものであり、活動を始める者が地域の中に立つこと、そして地域の中で楽しむことが、関係人口を生み出す上で非常に重要である・・・というお話で締められ、とても参考になるお話にあふれていました!

的場さんからは、佐用町江川地域でのビールの原料となる「ホップファームづくり」プロジェクトについてじっくりお話をしていただきました。
まず、地域に入っていったきっかけとして、的場さんが写真がお得意であること、また、もともとメインで活動されていた別のコーディネーターから途中プロジェクトをまかせられ、的場さんご自身や地域と共に試行錯誤をしながら、プロジェクトが自立・自走の段階に入っていった流れについてお話がありました。
参加者全員と手書きのアンケートや看板製作を通じて交流を深めてきたお話に加え、的場さんが撮影されてきた江川地域の数々の素敵な風景から、プロジェクトが進むにつれ、関わる人や地元の方々のお写真が増えていき、最後にはカメラを向けるとみなさん笑顔で応えてくれるようになった、というお話でした。実際のお写真もとても印象的でした!

クロストークでは、参加者の皆さまから積極的な質疑もあり、議論が深まりました。指出さんが関係人口を「転校生」と例えた説明に対し、地域側が受け入れ体制を準備するうえでの心構えについて質問がありました。
指出さんからは「受け入れる側が “迎え入れ疲れ” にならないよう、お互いの目線を同じにして自然体で付き合うことが、長く関係を継続させるために重要である」とコメントがありました。
広瀬さんの「過度に準備するよりも、地域住民として一緒にお酒を飲むといったフランクな交流も大切」、的場さんの「活動の中で深い会話がなくとも、普段の交流のなかで通じ合えるものはある」といったそれぞれの目線からの回答は、とても示唆に富むものでした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
【主催】兵庫県地域振興課
【企画運営】たしラボ
